本文へスキップ

 

  

Japanese Red Cross Society

国際人道法detail

国際人道法とは、戦いや災害などといった究極の状況にあっても、人が人らしく生きるための最低限の条件を示すもので、人間が生まれながらに持ち合わせている理性に従いながら、不必要な犠牲を食い止めるための世界共通のルールです。このルールの存在と意義を平時から青少年に伝えることも、青少年赤十字の重要な使命です。

現在、日本は幸いにして平和ですが、国内の青少年が国際人道法の学習を通じて、自らとは異なる境遇にある世界の青少年の姿に思いを馳せることで、本質的な国際理解・親善の実現につながるものと期待されます。

日本赤十字社では、平成17年に赤十字国際委員会(ICRC)が作成した「人道法の探究」を和訳して、国内の青少年赤十字加盟校を中心に導入・展開してきました。これをさらに推進するため、日本赤十字社は平成25年に「人道的価値観をはぐくむ国際人道法学習プログラム誰もが人間らしく生きるために」(青少年赤十字指導者向け)を作成しました。
この特徴は、「人道法の探究」を基本としつつも、日本に関連の深い話題を交えていることで、国内の青少年赤十字指導者やメンバーも利用しやすい構成となっています。

学校教育における国際人道法

赤十字国際委員会(ICRC)が教育開発センターと協力して作成した国際人道法教育プログラム『人道法の探究(EHL, Exploring Humanitarian Law)』を用いて、青少年赤十字加盟校を中心に、学校教育での国際人道法普及を展開しています。

青少年と国際人道法

EHLは国際人道法の学習が日本を含むすべての社会の青少年にとって、無関係ではないことを前提としています。その理由には次のようなものがあげられます。

・武力紛争や暴力的行為は世界中の多くの場所にあり、その影響は青少年にも及んでいます。
・暴力の影響に若者の高い感受性は敏感です。直接的ではなくともメディアを通じたさまざまな暴力性に
 さらされています。
・深刻な社会的、政治的緊張状態や社会の復興において、国際人道法の学習は間接的に平和に導く効果を
 発揮します。
・国際人道法の条約(ジュネーブ諸条約)の加盟国には、戦争のとき、平和なときにかかわらず、可能な
 限り広く普及することが求められています。

EHL(人道法の探究)について